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日々進化していくカーシェアリング

ポロはどのモデルもABS、デュアルエアバッグ、シートベルトプリテンショナー付きである。
それを考えたら、パワーウィンドウやカセットデッキなど付いていなくても、154万円という価格はそう高くはないと言える。 ただし、VWがゴルフ、ポロをいまのような高い価格で売ることができるのは、おそらく来年いっぱいまでだろう。
メルツェデスのAクラスが登場すると、VWはゴルフの価格を下げざるをえないからだ。 ゴルフが下がれば、当然ポロも下がることになる。
そのあたり、これからポロを買おうという人は、もう少々、様子を見たほうがいいかもしれない。 A3の室内は広々としており、リアシートも十分な広さを持っている。
A3のボディデザインは相当キャラクターが強いが、ちなみにゴルフWのデザインは、これとは相当違ったものになるだろうと予想できる。 ゴルフはョ−ロッパ全域、アメリカを除く全世界のマーケットへ売るクルマだから、もう少しキャラクターを弱めてくるはずだ。

ゴルフWもA3と同様、1.84の5ヴァルブエンジンを横置きにしてくるという。 アウディA3に乗っていちばん感心したのは、乗り心地がいいことだ。
A3のパワートレインがきわめてスムーズに作動するのは、アウディがゴルフとは違ったエンジンマウントのノウハウを持っているからだろう。 日本マーケットのアウディは、むずかしいところにいる。
日本での高級ドイツ車は、1番がメルツェデス、2番がBMWと評価が決まっているが、アウディにはまだはっきりとした定位置が与えられていない。 そんななかで、これから自らのキャラクターをつくっていかなければならないアウディは、なかなか大変だ。
1997年に登場すると言われているゴルフWのコンポーネンツをベースにつくられた、アウディの小型2ボックス。 サスペンション、1.84の5ヴァルブエンジンなど、多くのコンポーネンツをゴルフWと共用する。

VWは、現在のピエヒ体制になってから、4つ程度のフロアパネルだけで、世界中で売るクルマをすべてつくると宣言している。 A3はそのVWの戦略の一環として登場してきた。
アウディA3は師年の初めごろから日本にも入りはじめ、来年は3000台程度を入れる予定だという。 私はA3はなかなかいいクルマだから、もう少し売れるのではないかと思うが、VWと同じ企業体であるアウディは、ゴルフのマーケットを荒らしてはいけないと考えているのだろう。
本来5ドアのほうが売れるに決まっているのに、日本に入ってくるA3が3ドアのみとされているのも、そのへんの事情からか、 A3は2ボックスカーの新しいデザインを試みようとしており、それはある程度成功している。
このボディはなかなかカッコいい。 一局さが1420m以上あるのにとても背の低いフォルムに見えるのは、全幅が広いからだろう。
ウディは少なくともBMWよりはやることが新しい。 すでにメルツェデスは、新しいAクラスで前輪駆動の研究を進めており、噂によれば次のCクラスはFFで登場すると言われている。
もしそれが本当なら、メルツェデスはもはや後輪駆動へのこだわりをほとんど持っていないと言える。 大排気量のトルクのあるエンジンはクアトロに載せるというのがアウディのやり方だが、メルツェデスはそれはすべて後輪駆動にまかせるのかもしれない。
いずれにせよトレンドは明らかにFFにある。 その意味でBMWは少々遅れており、いまのまま後輪駆動にこだわりつづけていると、いずれ危ないことになる。
おそらくBMWは、傘下のローバーと手を組んで、小型FF車の開発をおこなうことになるのではないか。 アウディA3の日本での価格は、おそらく300万円前後というところだろう。
普通のゴルフはいちばん高いモデルで264万円だから、それより少し高いところを狙うはずだ。 アウディA3はきわめてアウディらしいクルマで、アウディのキャラクターを評価するにはとてもいいクルマだ。
A3はゴルフの正常進化とも考えられる。 おそらくゴルフWは、これほど高級ではあるまいが、ゴルフファンはとりあえず来年の初めに入ってくるA3を買うという手もある。

きっとゴルフよりは静かで、乗り心地がよいはずである。 魅力的なワゴンである。
1.84のターボは、過給をわずかにしかかけないため自然なフィールで、ターボであることを意識させない、じつにいいエンジンだ。 私は普通のオートマチック仕様のA4に1週間乗ったのだが、このクルマはスティアリングが素直なので、乗っていてきわめて気持ちがよい。
FFなのか後輪駆動なのかということを、まったく意識しないで乗れるクルマである。 私は、その次に同じくアウディのA8に、これまた1週間ほど乗った。
A8はV8エンジンの素晴らしい高級車なのだが、その2台を比べて、その印象を振り返ってみても、やはりA4はいいクルマだなと思わせる。 たいしたものである。
日本のFF車もここ3年ほどでさまざまな改良を加え、ようやくョ−ロッパを抜いたかなと思われたが、新しいA4に乗ると、またもや大差をつけられてしまったことがわかる。 V6モデルはちょっとトルク不足なのが弱点だ。
本来なら2.82のほうがいいのだが、こちらは相当高い。 私は買う21994年に登場した2.64のV6あるいは1.84の4気筒エンジンを縦置きにする、3ヴォリュームのセダン。

日本では25年から導入されている。 アウディA4は長いあいだアウディが苦労してきたFFのハンドリングという問題を、根本から解決しようとしたクルマだ。
フロントアクスルを全面改良することによって、じつに素直なハンドリングを得ることに成功している。 その結果、A4はメルツェデスのCクラスに匹敵するクルマに仕上がった。
現在のところ、VWグループのなかではずば抜けていいクルマである。 ドイツ国内でも、A4のよさは認められており、現在、モデル末期となったBMWの3シリーズよりA4のほうが人気が高く、よく売れている。
このボディデザインはいかにもドイツ的で、旧帥とよく似たものだ。 しかし、A4ははるかにリアシートは広く、トランクルームも大きい。
乗ってみるとその差は歴然としている。 A4にはアヴァントというワゴンがあるが、この如月から日本にも導入されている。
アヴァントは、荷室は狭いものの、とてもカッコいいスタイルで1.84の普通のエンジンがいいと思う。 ウィークポイントがあるとすれば、それはエンジン音が少々うるさいことで、5ヴァルブのヘッドまわりの音が気になる。
しかし、にもかかわらずA4の1.8はいちばんいいA4である。 現在、VWグループは、VWブランドのクルマとアウディブランドのイメージを切り離そうとしている。
もし、アウディがこれから日本でマーケティングに成功すれば、アウディはメルツェデスの次に来るブランドとして、BMWと争うことになるだろう。 そしてVWのほうはというと、実用的かつ安価という方向を狙わざるをえまい。
ドイツでは、アウディも、BMWも、メルツェデスも、それぞれ異なるキャラクターを追究している。 いくらメルツェデスがナンバーといっても、メルツェデスの後を追うメーカーはいないのである。

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